イタリアワインは呪文じゃない。

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イタリアワインは、私にとって手強い存在です。
素晴らしいワインをいただく機会に恵まれることがあるのですが、なかなか名前が覚えられなくて。
イタリア語は響きが可愛らしいので屋号に用いましたが、呪文みたいにしか聞こえないワイン名。勉強不足を痛感します。
そして飲み頃が本当に難しく、悩ましい。
イタリアワイン好きの先輩からは、「呪文みたいと言っている時点で覚える気がない」と叱られながら生きています。


普段はブルゴーニュのエレガントな赤ワインが大好物なのですが、たまに、濃いワインがふと飲みたくなるときがあります。そんな時、「タウラジ」を案内されイエスと答える私。
南イタリアで最も力強いワインと言われるタウラジは、酸を強く含み、タンニンが豊かでコクがあり、パワフルという言葉がぴったりのワインです。
これが熟成すると、奥深くて上品で、エレガントなワインになるのです。なので、好きなのだと思います。


マストロベラルディーノは、1750年ごろから代々続く名門ワイナリー。
もともとは、ベラルディーノという名前でしたが、マストロ(名匠)という称号を得たため、マストロベラルディーノという名前になったそうです。
呪文だと思わず、ここでアウトプットして何とか自分の中に落とし込みたいという、よこしまな考えと共に。


タウラジ 1979年。熟成感あふれる香りと味わい。しなやかで力強く、エレガントでした。

パワフルでがっつりしたお肉と、楽しい人たちと笑い声がたくさんの夜でした。