ワインと食と会話を楽しむ“ニッチな“ワインの会＠清洲寮 （1日目はこちら）
２日目は、明るいうちから外で飲みたくなるような良いお天気でした。
12時～③の回は、賑やかな雰囲気で始まり、良く飲みよく喋る元気な方達がたくさんで、笑い声が絶えない楽しい時間でした。笑顔の可愛らしい奥様と優しそうな旦那様、ワインにすごく興味があって、たくさんの質問で積極的な姿勢が本当に好感の持てる、魅力的な方達。
私も勉強になることが山盛りで、得たものは計り知れません。
この日も、お好きなワイン３つにシールを貼っていただきました。ブラインドテイスティングでお出しした、銘醸ワインに引けを取らない味わいだと確信していたワインが、かなりの人気でしたので、ちょっと、いやかなり嬉しかったというのが正直な気持ちです。
16時～④の回は、いよいよラストです。
日が沈んで暗くなる夕闇にぴったりの、しっとりした大人の雰囲気になりました。
皆さんがそれぞれ思いを話し、それにじっと耳を傾けてうなずく、という場面がたくさんあって、一体感に包まれた、落ち着いた会でした。
この日のマグナムボトルは、ボノー・デュ・マルトレイのコルトン・シャルルマーニュ2010。
マルトレイ特有の、スッと消えてなくなってしまいそうな儚さの、繊細な味わいでした。なのに余韻が驚くほど長い。いつまでも永遠に飲み続けていられるな、と思わせるワインでした。それって実は最強だったりするのでは。
そして、この２日間のイベントで、一番人気だったワインは、フランス、アルザス地方のアルベール・セレスが造るピノ・ノワール。この「ラ・クロシェット・デュ・フ 2018」は、酸が強すぎず果実味が本当に豊かで、私が初めて飲んだときに驚きの美味しさに感動したこれぞニッチなワイン。これから寒くなる季節にゆっくりと飲みたい赤ワインです。
視覚から入る先入観をなしにして、飲んだワインは皆さんにとって思い出に残るワインでありますように。
そして、これからの人生に、自分の「好き」を集めて、毎日が豊かなものになりますように。
次回にまたこのイベントをするときは、私たちもゆったりと腰を落ち着けて、皆さんと一緒に会話を楽しめるような会にしたいな、と思います。
今回の反省点をしっかりと自分の中に落とし込んで改善し、次回を開催することができるように日々努力してまいります。
この2日間お会いした全ての方達、そしてこのイベントにご協力下さった方達に、心から感謝しております。
ありがとうございました。