ニッチなワインの会 第3弾を開催いたしました

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2023年12月2日と3日、2日間にわたってニッチなワインの会を無事開催いたしました。
ご参加下さったすべての方達に、感謝申し上げます。

今回は、少しお料理をカジュアルにしてバル風に。

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イベントのコンセプトは、「ワインと食と会話を楽しむ」ことでした。
一期一会の出会いを大切にしていただこうと、全員が全員で会話を楽しめるように、お友達同士で参加された方はあえてお席を離れて座っていただきました。

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今回のニッチなワインは、8種類ご用意しました。

乾杯の泡は、ムニエが60%を占めているシャンパーニュ。
リザーヴワインを1998年より続くソレラシステムで仕込むことが特徴的なドウゥールのシャンパーニュです。
フレッシュな酸が心地良く感じられ、それだけでなく熟成由来の複雑さや奥行きのある味わいでした。

ファンが多いジャン・ユタールの顔シリーズ。
今回はお兄さんのエチケット、SO2無添加のリースリングです。
凝縮した果実味が口の中に広がり、あちこちで「美味しい!」という声が聞こえてきました。

オレゴンのワインは、イベントが終わってからわかったのですが、白ワイン人気No1でした。
試飲会でテイスティングしたときに、これは美味しいと思ってアイテムに加えたキングエステートのシャルドネです。

そして個性的な味わいの、ジュラ地方で造られたセドリック・ジョリーのサヴァニャン。
これは餃子や酢豚など、中華料理にぴったりの味わいでした。


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赤ワインの最初のアイテムは、ドイツのシュペートブルグンダー。
リースリングを得意とする生産者、ラッツェンベルガーが造るとってもエレガントな赤ワインです。
ラズベリーのリキュールのような香り、時間が経つと味わいがよりやわらかくなっていきました。

モルドバの赤ワインは、アロマティックなカベルネ・ソーヴィニヨンといった感じで、
親しみやすいデイリー価格という点でも魅力的。

そして最後はシャルル・ヴァン・カネットのモンテリー・ルージュ。
名門ユドロ・ノエラの当主が立ち上げたネゴシアンのワインです。
まろやかで官能的な香り、エネルギーがあって、余韻がいつまでも続く素晴らしいピノ・ノワールでした。

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温かい里芋とごぼうのスープは、赤ワインにとてもよく合います。

会話の「お題」を皆さんに提出していただき、私がチョイスしたそれをひとりずつ全員が話していくのですが、
一番印象に残ったお題は、「若いころの自分に声をかけるなら何と言いますか?」というもの。

「もっと振り切っていい。」というお客様のエピソードや
「もっと遊べ。」と思ったお客様の話。
「何にも心配することはないよ。」と言ってあげたいという話も。

考えさせられました。

今日が自分の人生で一番若い日なのだから、もっともっとやりたいことを大胆にやっていこう!と思えたお題の会話でした。

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終わってから書いていただくアンケートや、皆さまからのLINEでのメッセージを読ませていただき、心から楽しんでくださったことをとても感じて満ち足りた気持ちになりました。
人見知りなので会話のテーマがあることが嬉しかったと書いてくださった方もいらっしゃり、この企画はこの先も続けていきたい、続けていこうと思います。
ワインとお料理と、人と触れ合って、人生を豊かに。

次はいつ開催するの?と嬉しい質問もいただいております。
次回の日にちは決まりましたら、このコラムでお知らせいたします。
次回は、今回よりも、もっともっと楽しんでいただけるよう努めていきたいと思います。

本当に、どうもありがとうございました。