ドメーヌ・ヴァシュロンのサンセール ブラン シャンブラット 2020
今一番お気に入りの白ワインです。
超エレガントで繊細、もう魅了されっぱなし。
シレックス(火打石)は、ワイン造りに適した土壌として注目されています。
白トリュフや桃、そして際立ったミネラル感を感じられるそうで、このシレックスの特徴を持つ産地として知られるのがフランスのロワール地方、プイィ・フュメとサンセール。
ソーヴィニヨン・ブランの栽培地は、特にこの土壌が優勢といわれ、斜面が多く複雑な地理的特徴を持ち、地質の15%をシレックスが占めています。
ここを拠点とする、家族経営のドメーヌ・ヴァシュロン。
3代目兄弟のそれぞれの息子たちジャン・ローランとジャン・ドミニックが後を引継ぎ、伝統を守りながらいろいろな場所で経験を積み、新しいことも取り入れてワイン造りをされています。
ジャン・ローランはDRC共同経営者であるオベール・ド・ヴィレンヌ氏の下で修業をしたいう経験も興味深いです。
ソーヴィニョン・ブランらしさが前面に出ていないまろやかな味わいで、柔らかい口当たり。
本当にエレガントで繊細なワインです。
なかなか見かけないので、見つけたら反射的に入手してしまう、愛してやまないヴァシュロンのワイン。
エチケットも品があって主張しすぎないところが大好きです。