この日は朝からワイン博物館へ。

ここでは、歴史や天候や土壌など、たっぷりワインに関して学ぶことができます。

一番行きたかったところがアロマの部屋。


ワインの中にある香りの要素を、グループ分けしてありました。
乳製品のグループ。
バターやヨーグルト、チーズなど。
「若いシャルドネに見つけることができる」と書かれています。

白い花のグループ。
すいかずら、野ばら、アカシア、さんざし、エニシダ、シナノキ、カモミール、バーベナ、ばら、芍薬、オレンジ…
「白ワイン特有のアロマで、シャブリのプルミエクリュ、サン・ヴェラン、モンタニー、サン・トーバン、ムルソーなどに見られる」

フレッシュなフルーツ、かんきつ類のグループ。
「桃、洋梨、ベルガモット、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、エキゾチックフルーツ、バナナ、青りんご。
柑橘系の香りは、オーク樽で熟成されていない白ワインの特徴で、ブルゴーニュ、ブルゴーニュ・アリゴテ、マコン・ヴィラージュ、ブルゴーニュ・コート・ドーセールで見つけることができる」

ドライフルーツのグループ。
ブドウ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、ドライいちじく、アプリコット、ピスタチオ
「アプリコットは熟成度の高さを、ヘーゼルナッツは新樽での熟成を示していて、ムルソー、ピュリニィ・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、コルトン・シャルルマーニュ、シャブリのプルミエ・クリュとグラン・クリュで見つけることができる」

コンフィズリーのグループ。
「ハチミツ、キャラメル、リコリス、ココア。
完熟したシャルドネから造られるワインによく見られる。これはブルゴーニュの偉大なワインの特徴を如実にあらわしている。
シャブリのグラン・クリュ、バタール・モンラッシェ、ラドワ、プイィ・フュイッセ、ヴィーレ・クレッセなどで見つけることができる」

ヴァニラやオークのグループ。
「ワインにヴァニラと木の香りを与え、オーク樽での熟成に関連している。
オーク樽で熟成されたすべてのワイン、つまりヴィラージュ、プルミエ・クリュ、グラン・クリュで見つけることができる」

empyreumatique(日本語の訳がちょっとわからない)のグループ。
焦げ、スモーキー、コーヒー、焼いたパン、モカ、ローストしたアーモンド。
「ワインの熟成に使用したオーク樽の製造工程において、樽の内側を焦がすことによって生じる特徴。
新樽で熟成されたワインで見つけることができる」

フルーツコンフィのグループ。
プルーン、ジャム、調理した果物、オレンジの皮、種、キルシュ。
「新鮮な果物の香りは、熟成するとこのように変化する。
ジュヴレ・シャンベルタン、アロース・コルトン、ポマール、マランジュ、メルキュレで見つけることができる」

スパイスのグループ。
胡椒、シナモン、タイムなど
「完熟したピノ・ノワールから造られたワインは特にスパイシーなニュアンスが際立つ。
胡椒のアロマは素晴らしい赤ワインに個性を与える。
ジュヴレ・シャンベルタン、シャサーニュ・モンラッシェ、サントネイ、イランシーに多く見られる」

sous-boisのグループ。
きのこ、トリュフ、苔、湿った土、腐植土の香り。
「樽や瓶の中で数年間熟成させることでこのような香りが際立つ。
モレ・サン・ドニ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ボーヌ、ポマールなどで見つけることができる」

animaleのグループ。
革、毛皮、肉、シャルキュトリー、ジビエ、琥珀色、野生動物の香り。
「熟成したピノ・ノワールから造られる赤ワインに感じられる。
コルトン、クロ・ド・ヴージョ、ニュイ・サン・ジョルジュ、リシュブール、シャンベルタン、ボンヌ・マール、アロース・コルトンなどで見つけることができる」

グラスワインをいただいて、この中にある香りを探す作業は非常に勉強になりました。


感じた香りを言語化するというのは、本当に訓練が必要で。
自分の表現がワンパターンになりがちなので、この体験は大いに勉強になりました。
近所にあったら毎日行きたいです。

