15時の訪問前に少し時間があったので、ピュリニィ・モンラッシェのグラン・クリュを見に行きました。
ブルゴーニュの白ワイン最高峰、モンラッシェをこの目で見たかったのです。
だいぶ樹齢が高そうなのが見てわかります。
黒くてしっかりと、ここに存在しています。

その上にあるのがシュヴァリエ・モンラッシェ。

そしてモンラッシェより下は、バタール・モンラッシェと

やや小さなビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ。

地図で見るとこんな感じです。

ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェから見上げてみました。

夢中になっていたら時間を忘れてしまいそうです。
アポに遅れそうになって焦りました。
訪問先は、ドゥヴネイ・マルス。
ここも取引先に紹介いただいたマイクロネゴシアンです。

「ボルドーの大シャトーと違って、ブルゴーニュは農家。皆で一緒に働くんだよ」と話してくれたのは、当主のジェレミーさんです。
新樽比率は60%~70%で、あとは2年樽を使っているそうです。

「世襲ではない。安い畑を買って自分で始めたんだ」と言って、たくさん話を聞かせてくれました。
「なるべく手をかけないし、余計なことはしない。それがブルゴーニュの伝統。
赤ワインを発酵中に冷やしたりしないし、濁っているところを取り出して上澄みだけを取るという人もいるけれど、それはしない。
バトナージュは月に2度だけ。下の方ににバクテリアの餌があるから、酵母に食べてもらうためにする。
僕はだれでもできるようなことをしているだけ。」

そしてたくさんの試飲をさせていただきました。
〇オート・コート・ド・ボーヌ ブラン 2023
ポマールの近く、樹齢50年のブドウから造られているそうです。アペリティフに。
〇オーセイ・デュレス ブラン 2023
0.8ヘクタールのパン・ペルデュの区画。樹齢は6年。魚料理に。
〇サン・ロマン 2023
平地で日照量が少ない区画の樹齢25年のブドウから。香り高く、品のあるパイナップルのようなイメージでした。
〇ピュリニィ・モンラッシェ 2023
もともと町役場が所有していた区画で、くじびきで分けられたそうです。
条件を満たした人のみが応募できて、当選したのはルフレーヴ、シャルトロン、シャヴィ、そしてドゥヴネイ・マルス。
その日はこの4人で宴会をしたとか 笑
●ヴォルネイ 2019
0.5ヘクタールの区画から。もう少し寝かせておきたい。
●オーセイ・デュレス パン・ペルデュ 2022
綺麗な外観、とても繊細な味わいでした。

マールも造っていて飲ませていただきましたが、こちらも本当に美味しかったです。

最後に、どれがいい?持って帰ってねと飲み残したボトルを選ばせてくださり、お土産にいただきました。
サービス精神旺盛なジェレミー。
ありがとうございました。
ジェレミーのワインは白も赤もどれもすごく美味しかったです。
繊細だけど、ジューシー。
親しみやすい味で、まっすぐ心に入ってくるような感じ。
彼のように、ニコニコしている味わいでした。

