ワインと食と会話を楽しむ“ニッチな“ワインの会@清洲寮
1日目は、少し肌寒いけれど青空が見え、清々しく感じられるお天気でした。
12時~①の回は、素敵なご夫婦やべっぴんさん達、ワインが大好きなお方達がお集まりくださり、明るい日差しの中でのスタートでした。
1番最初の会なので、2時間でお料理とワイン10種を飲んでいただくペース配分が掴めず、ワインの説明もしっかりしたため、大幅に時間を延長してしまいました。ごめんなさい。
白ワイン3種類をお出ししたあと、目玉のワイン(A)とニッチなワイン2種(B)(C)をブラインドテイスティングで。ラベルを見ないで、先入観なしに飲んでいただきました。
当てっこではなくて、自分の「好き」を認識してもらうための企画です。自分がどういうワインを好きなのか、がわかると明日からのワインライフが変わって、人生がより楽しくなるのでは、と考えたからなのでした。
後半は赤ワインをこれでもかと飲んでいただきましたが、それに合うお料理がまた素晴らしい。
お料理担当そらのかのオーナーが、「今までで最高の出来」と満足の笑顔のパテは、皆さんからも歓声が上がるほど。
最後はワインリストを配布して、ワインの名前や金額もしっかり把握したうえで、今日飲んだ10種類の中で自分が好きなワイン3つにシールを貼ってもらいました。全体写真の左から番号を振っています。
そして16時~②の回。
①の会の失敗を反省し、時計とにらめっこしながらサービスをしていきました。でも何よりも、参加者の皆さまのコミュニケーション力が素晴らしく、自己紹介から盛り上がりが凄い。何者ですかと言いたくなるくらい、皆さんが個性的で魅力の持ち主。
あまり飲めないので少しずつワインを注いでくださいと、リクエストした方ほどよく飲んでおられたのが印象的でした 笑
目玉のワインをお目当てに来られた方、クールビューティーな雰囲気のご夫婦、周りに気配りしながら皆で会話ができるように持って行ける方、とても楽しくて時間が経つのを忘れてしまうほどでした(反省できてないやん)。
アルコールが入ると、気持ちが柔らかくなって会話もスムーズになるのはやっぱり本当で、そこに全力で楽しもうという姿勢が加わると、最強になるんだということを実感しました。人は人と繋がりたい。ワインはそのためのツールのひとつだと、私は再認識できました。皆さんが貼ってくれたシールが本当に興味深いです。
必ずしも、高いワインが一番人気ではない、という結果になり、私が最も楽しんだ1日目となりました。
ただ、ルフレーヴのピュリニィ・モンラッシェ2005年は、ブラインドの時も「他と全然違う味がするー!」との声があちこちで聞こえてきて、ひっそりと心の中で微笑んでおりました。熟成が進んで、少しシェリーのような味わいとなっていました。良い色です。
来てくださった皆様に、心から感謝しております。
2日目につづきます…