ワインの通常のボトルサイズは750mlですが、倍の大きさのボトルを「マグナムボトル」と呼び、1500mlサイズになります。
パーティーやお祝いの席でマグナムボトルが出てくると、大きいので盛り上がりますし、迫力のある存在感を出してくれます。
ただ、違いはサイズの大小だけではなくて、味わいにも影響しています。
通常ボトルもマグナムボトルも、酸素に触れる部分はコルクとの接触部分と、ボトル上部だけです。そしてその大きさはたいして変わりません。
液体の容量が多いので、通常ボトルよりもマグナムボトルの方が、酸素に触れる量が少ないということになります。なので、熟成がゆっくり進み酸化がしにくいのです。
逆にハーフサイズのボトルは375mlなので、より酸素に触れる量の割合が大きいため、早く熟成が進みます。
どちらが良いか、というよりも、お好みの飲み頃を選べる楽しさがあるということです。
長期熟成をさせたいのであれば、マグナムボトルも良いですね。
ただ、セラー内では間違いなく場所を取ります。。。