第4回「ニッチなワインの会」初日

ニッチなワイン

皆様のおかげで、第4回目を迎えることになりました。
ワインと食と会話を楽しむ「ニッチなワインの会」。

初日はお昼の回と夜の回との2部制でした。
どちらも満席となり、とても賑やかな時間でした。

まだそんなに世に出回っていない、あまりまだ人に知られていないワインたち。
でも、全て口にしてみてこれは美味しい!と思うワインたちです。
大げさに言えば1年くらいかけて選んでおります。

 

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アナウンスしていた本数より1本多い9種のワインを飲んでいただきました。
先月、ここにどうしても加えたい魅力の1本に出会ってしまいましたので、増やすしかありません。

 

今回は、産地あてクイズにも挑戦していただき、まだ酔いが浅いうちにブラインドで飲み比べて。
目の前のワインの味わいと、向き合っていただきました。

ブドウ品種は同じだけど、産地が違うと味わいも違うんだということを
先入観なしに体験していただきました。

終わったあとのアンケートを読ませていただいても、これが好評だったということがわかりましたので
今後もまた取り入れていきたいと思います。

 

栗のスープ

 

 

 

こだわっているのは、「全員で」会話をするということです。
最初に書いていただいたトークテーマの中からお題を選び、順番に話をしていただきます。

トークテーマ初回

もう今年を振り返る時期にきてしまいましたね。
ということで、皆さんお一人お一人がどんな1年だったのかという背景も見えてくる感じで、お話を聞きました。

頑張らないことを、頑張った

というお方もいらして、それもありだなぁと考えさせられたり。
そしてこの辺から全員の距離がグッと近くなります。その瞬間が見ていてわかり、たまらなく楽しくなっている私。

 

 

白子のグラタン

 

 

夜の回に取り上げたお題はこちらでした。

どんどん盛り上がってきて、ピーク時に「年齢への抗い方を教えてほしいです」というお題。

 

トークテーマ②

 

特に心に残ったのは、外国暮らしを経験された方があるきっかけがあって、これに対しての考え方が変わったというお話でした。

見た目とかではなくて内面が大切であり。
「健康でいることと内面を充実させていこう」と思えたのは、その国での感覚を肌で感じられたからだと。
日本では、人はずっと若くあるべきだという感じがありますが、
そうではなく年齢相応の、見た目と内面を一致させていきたいと思うようになった。

 

というお話は、私の心に深く刺さりました。

 

エリック・ケント

 

 

ニッチなワインの会が終わるたびに、毎回思うことがあります。

この会の素晴らしいところは、皆さんおひとりおひとりの人生があり、
それが、素敵な個性として伝わってくるところです。
そしてそれが10人分集まって良い雰囲気を醸し出し、ワインの酔いとともに心地よくなっていく。
そんな風に、会を重ねるごとに思えてきています。

きっとご参加くださったかたも、そう思ってくださっていると感じております。

満ち足りた時間となりましたことを、感謝しております。

 

 

2日目に続きます。