今回のアレンジメントは、リクエストの多かった「スワッグ」でした。
スワッグとは、「葉や花を束ねて壁にかける飾り」のことだそうです。
材料は、先生がいい感じの量と長さにしてご用意してくださいます。
黄金ヒバ。年中あるけれど、秋から冬にかけて一番出回るクリスマスシーズンの売れっ子。
ユーカリ。今がちょうど成長期、良い香りです。
アカシアミモザ。春に黄色い花が咲くあのミモザの葉。
ダスティミラー。秋に終わりが来る一年草。
ビバーナム。緑のお花がとても爽やかな印象を与えてくれます。
カスミ。ブルーのドライ、差し色として大活躍。
ハイブリッドスターチス。スワッグにぴったり。
ひし形を意識してまとめていき、手前はこんもりと重ねるのがコツだそう。
今回、急に来られなくなった方がいらしたので、初めてアレンジメントに参加させていただきました♬
なので、作業中の写真があまりありません。。。笑
初めて挑戦しましたが、材料の用意がきちんとしっかりとなされているので、思ったよりもスムーズにできました。
参加するって楽しい!
そして出来上がった作品を目の前に置いて、ワインのお時間です。
今回のイベントに使用するワインの中で、真っ先に選んだのはモンドメーヌのトゥーレーヌ・ブラン・カリピージュ 2022。
暑くなり始めたこの時期にぴったり、スッキリ爽やかなロワール地方のソーヴィニヨン・ブランです。
香りは洋梨のようで、すごく透明感のあるクリアな味わい。
夏に向けて飲んでいただきたいと思った1番のワインです。
たっぷりのグリーン野菜にサーモンを加えたサラダを作りたくなります。
真ん中の白ワインは、アメリカのオレゴン州、キングエステート シャルドネ 2021。
昨年東京のイベントで使用した際に、1番人気だったワインです。
レモンや白桃、洋梨の香り、果実味と酸のバランスが良くて飲み心地が柔らかい。
皆に好かれる親しみやすさを持っています。
間違いない安定の1本を知っておいていただきたい!と思ってこちらをご紹介いたしました。
赤ワインはワシントン州のサブスタンス ピノ・ノワール 2021。
チャールズスミスが手掛けるワインシリーズから、ピノ・ノワールを。
開けてすぐ楽しめるピノ・ノワールが飲みたい時のとっておきです。
ブルゴーニュのワインの価格が高騰しているので、懐が痛まず楽しめるワインとしては最高だと思っています。
3本とも美味しい!と大好評でした。選んでよかった♪
ここから予定を急遽変更して、ワインの香りや味わいを言語化することを皆さんに挑戦していただきました。
「言語化してみましょう」と言った瞬間、皆さんが固まる 笑
私もそうでしたが、慣れない最初は香りを表現することがとっても難しい。
違ってたらどうしようって不安でたまりませんし、人前で言うことの恥ずかしさもあります。
でも、間違っている表現なんてありませんし、自分が感じたことを表現し続けていくことが大切だと思います。
そうして積み重ねていって、自分の好きな味を相手に伝えることができたら、例えばレストランに行ってワインをオーダーするときに役に立ちます。
お店の方に自分の好きをわかってもらうために、言語化の練習をしていって欲しい。
美味しくて楽しい時間を過ごすためにも。
アンケートに、その練習が楽しかったと書いてくださったのを見つけて嬉しくなりました。
ワインを飲んで、人生を豊かにしていっていただきたい。
この想いはずっと変わりません。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
次回は6月ごろ、スペシャルな内容で開催いたします。