業務用試飲会で「びっくりするくらい美味しいよ」と勧められてテイスティングしたワイン2種類が、本当に驚く美味しさでした。
お取引をしていない輸入元さんのワインでしたので、美味しいなあと思いましたがそのワインについての話もしませんでした。
しかし翌日になっても忘れられず気になって仕方がないのです。
そして調べまくってますます興味が沸いてきた、というのが今回セレクトした理由です。
ワイン・スペクテイターで「カリフォルニアワイン生産者のトップ30」の1人と評価されたエリック・ケント・ワインセラーズ 。
カリフォルニア州ソノマのワイナリーで、オーナーでありワインメーカーであるケント・ハンフリーは、自らを「非常に熱心なワインおたくのひとり」と紹介しています。
生産数は非常に少なく、アメリカ国内でも入手困難で、希少価値の高いカルトワイン
という言葉を見つけて、これはもうニッチなワインの仲間入りしかないと心に決めて、自分の取引先に頼んだところ無事確保していただけた、というラッキーな道のりでした。
HPによると、このシャルドネの品質が毎年どんどん良くなっているとのこと。これも期待できます。
2本飲んだうちの1本はこちら。
エリック・ケント リュークス・グローヴ・シャルドネ 2020
生産量は129ケース。
ラベル・アーティストは、Jo James
クリーミーで甘美。うっとりするような味わいです。
今すぐ飲んでも美味しいし、今後何十年も楽しめるように造られているシャルドネ。
将来のために何本か残しておきましょう、とケント・ハンフリーさんは言っています♪
ニッチなワイン会の参加者さんの中で最も最年少だったお客さまが、お父様の還暦祝いに是非これを一緒に飲みたいですと言って購入されたことがとても嬉しく、印象に強く残っています。