ルーサンヌ100%の、めずらしくて強烈に美味しいワイン

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ルーサンヌは、フランス、コート・デュ・ローヌ地方の主要な白ブドウ品種です。

ローヌ北部ではマルサンヌとブレンドされて白ワインになり、またはシラー主体の赤ワインに混醸されたりもします。暖かい気候を好み、やや肉厚のワインを生み出すこのルーサンヌは、収量が不安定ではありますが、最近人気が高まっていて、ちょっと気になる注目のブドウ品種です。

ドメーヌ・レゾレールのオレール ブラン 2014

ローヌではなくて、ラングドックの造り手のワイン。
レゾレールは、フランスで著名な評価誌の1つであるベタンヌ・エ・ドゥソーヴで、2020年に4つ星を獲得しています。

杏やカリンの香りに、少しハーブティーのような独特の香り。酸は比較的しっかりとしていて、ボリュームを感じる白ワインです。アフターに蜜っぽさも感じられ、奥行きのある味わいです。星付きの日本料理のお店では、焼き魚にナッツを使ったソースの一皿と合わせられたと、真似をしたくなるような素敵な組み合わせを教えてもらいました。

ルーサンヌ100%のワインは珍しく、このオレール ブランほどの強烈な印象を残す味わいを持つワインには、なかなか出会える機会はありません。