最終日は、5月28日の日曜日、12時から。
この日は、前回来てくださった方が比較的多かった日です。
お昼の明るいうちから、ワイン10種類を飲むというワクワクが大好きな方ばかりが集まり、
賑やかな雰囲気でスタートいたしました。
トークのお題は、「お薦めの本」。
これは、皆さんひとりひとりの個性が反映されるお題でした。
サービスが忙しくてメモを取れなかったことが悔やまれるくらい、いろんな書物の話が聞けました。
そらのかの友人特製のパテ・ド・カンパーニュは、どんどん美味しくなっています。
そして、シラーとの相性抜群の牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
アンケートに、「このお料理とシラーが美味しすぎた」と書いて下さった方がたくさんいらっしゃいました。
赤系果実の魅惑的な香りに、胡椒やスパイスのニュアンスが感じられるシラー。
バランスが良くて、なめらかな味わいです。お肉と合わせるとより一層美味しく飲めるワインです。
並外れた豊かな香りと味わいを生み出す「マス・デルマス」のペアデ、2009年。
熟成したシラーの美味しさは、格別です。
そして、今回は甘口ワインを2種類ご用意しました。
シャトー・リューセック 2006
シャトー・ディケム 2005
この貴腐ワインに合わせたのは、天草のデコポン。
デコポンは、去年の年末に収穫され、しばらく寝かせてから出荷されます。
本当は4月ごろまでに食べきってしまうものらしいのですが、このイベントのために特別に寝かせておいていただきました。
ご協力いただいた生産者さんに、心から感謝申し上げます。
デコポンも貴腐ワインも、甘さが強烈ながらしっかりとした酸が残っているため、他にはないというくらいの相性でした。
今回の3日間、毎回皆さんが唸るほどの美味しさだったと思います。
丁寧に手間をかけ時間をかけて作られたお料理。
愛と魂を込めないと、できない仕事です。
お料理とワインは、3日間通して同じです。
次回もまた計画していきます。
お客様から、次も楽しみにしていますと言っていただけたことが本当に嬉しくて、今回の反省と経験を活かしてこれからも進んでいきたいと思います。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。