シャンパーニュの主要地区は、この3つです。
モンターニュ・ド・ランス(ピノ・ノワールが多く植えられているところ)
ヴァレー・ド・ラ・マルヌ(ムニエが多く植えられているところ)
コート・デ・ブラン(シャルドネが多く植えられているところ)
シャンパーニュの格付け100%の村をグラン・クリュと呼び、主要3地区にその17の村が存在します。
アヴィズはその中のひとつ。
秀逸なシャルドネが造られるところです。
シャンパーニュの中心地ランスから南下して、コート・デ・ブラン地区のアヴィズにあるホテルへ到着しました。
途中でクラマン村を通りましたが、聞いていたとおりのなだらかで広大な斜面。
日照量が多いというのがよくわかりました。
アヴィズは小さなかわいい村でした。
ホテルがあるなんて思えないくらいの、小さな。
滞在したのはアンセルム・セロスのホテル「ホテル・レ・アヴィゼ」です。

「アンセルムセロスはイタリアへ出張で留守」という情報はホテルから聞いていましたが、会えなくてもいい、その世界観を感じてみたいと思って泊まることに決めました。
駐車場の隣が醸造所のようです。

いろんな国の乾杯の言葉が、部屋の名前になっています。
私たちの部屋はポルトガル語。

ちょっとお洒落して、1階のレストランへ♪
ここは田舎だから、外へ出かけるのは難しいと思いました。

スタッフがシェフから今日の料理を聞いて、黒板に書いてくれています。
お客さんでいっぱいでした。

普段滅多に飲めないセロスのシャンパーニュ。

かちわりコンテを齧りながら、ワクワクしています。

ホタテとセップと、トリュフのラビオリ。
フランスの秋はセップを食べなければ。
数少ない経験の中のセロスは、個性があって独特の味わいだったのですが、この一皿との相性が凄く良かったです。美味しい♪

「maigre」がよくわからないのですが、Google翻訳だと赤身の魚と出ました。
かぼちゃ、アンディーヴ、ほうれんそう。

豚フィレ肉と秋の野菜。
お野菜が、少し疲れ気味の身体に嬉しいです。

デザートはいらないから、フロマージュをと言ったらこんなに大きなブリーがきました。
もちもちしていて、ミルク感たっぷりです。

旅の前半は興奮と期待と疲れと時差で、きっちり3時に起きてしまっていました。
でも、眠るのももったいないくらいです。
目が覚めても夢の中にいるような。


